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東京みやげ

今日はそうでもなかったけど、昨日まではかなり寒かった。。
先々週、東京に行ったときは暖かかったのに。
東京での3日間は、天気にも恵まれた。
帰った翌日は朝から雨で、これもワタシの日ごろの行いの良さゆえね!といい気になっていたのだが、実は良くない土産を貰って帰ってきていたのである。
風邪をひいても滅多に熱の出ないワタシが、39度近い高熱でダウン。
慌てて医者に行ったらインフルエンザだった。
ネットで調べたところ、インフルエンザの潜伏期間は1~3日(サイトによっては1~2日)
日曜の夜に帰宅して、体調がおかしくなったのが月曜の夜だから、おそらく感染したのは東京だと思う。(もしくは新幹線の中)
まあね、3日間ずっと人の多い場所にいたワケだし、体力ないくせにかなり無理もしたし、罹っても不思議ではない状況ではあったんだけど。
幸い、熱と咳以外はたいしたことなくて、食欲不振も一日だけ。
熱のある日でもネットに接続してBBSのレスを書くぐらいの元気はあった。
おかげさまで今はもうすっかり回復!
家族にうつらなくて本当に良かった。
ニュースなどで「インフルエンザ大流行!」と聞いてもあまりピンとこなかったのだけど、病院にはマスクをして咳き込む人がいっぱいいて、なるほど流行っているのだなと実感した。

インフルエンザは欲しくなかった東京みやげ。
本当に買ったお土産は、「草加せんべい」(必ず買う)と東京ばななのバームクーヘン(美味かった)と、なぜか梅マヨネーズ。
梅以外にも明太子味とかゴマ味とかいろいろあった。
以前、和歌山土産に母が買ってきた梅マヨネーズがそろそろなくなる頃だから、ちょうどいいやと思って買ったのだ。
和歌山と梅はわかるけど、なぜ東京駅地下街のみやげ物コーナーでマヨネーズを売っているのか、謎である。
隠れた東京名物なのか?

そもそもなんで東京に行ったのかといえば、落語会を観るため。
普通の落語会ではない。その名も「花緑と風間の落語会」
会場も、落語会らしからぬ青山のスパイラルホール。
劇作家の鈴木聡が、落語界のプリンス・柳家花緑と、演劇界の宝(とワタシは本気で思っている)・風間杜夫に新作落語を書き下ろすという企画だ。
鈴木→花緑は珍しくないが、鈴木→風間に新作落語は普通あり得ないことらしい。(トークショーでの鈴木さん談)
落語好きが高じて人前で演じる役者さんは他にもいるだろうけど、風間さんぐらいあちこちでやってる人は他にいないのでは?
その活動ぶり自体が珍しいことのように思う。
今回はお手本のある古典落語とは違い、イチから作り上げていかなくてはならならない新作落語。これは見逃せない!何としても見たい!と、鼻息を荒くして28と29日昼公演のチケットを買った。
新しいことは何でもドキドキする。
もしかしたら、この落語会を出発点に、新作落語が大きく育っていく可能性もあるわけで、その現場に立ち会っていたのよ!と、将来自慢できるのではないかと姑息なことを考えたりもして。

まずは、古典落語のような新作落語「よいしょの階段(はしご)」(風間杜夫)
お調子者の若旦那が、勘当されて「たいこもち」になるというお話。
まくらは「よいしょ」にちなんで、褒め上手だったお母さんのエピソード。
役者の余技を超えた話しぶりに、初めて見た人は驚いたんじゃないだろうか?
着物姿が色っぽいのもたまんねぇ(*´ェ`*)←なぜかいきなり江戸弁。
本編に入ってすぐは、駆け足でちょっと余裕のない感じ。
落語に取り組み始めてからまだ日が浅いとはいえ、年齢は50代半ばだし、役者としてのキャリアを考えると、大物面してゆったり構えていてもいいはずなのに、風間さんは飛ばすんだよねぇ。
若手もビックリのスピード感。それが風間落語の特徴だと思うんだけど、最初のほうはその飛ばしっぷりに、若干観客が置いてけぼりの感あり。それはちょっともったいない気がした。
とはいえ、会話になるとさすがだ。
特に、大旦那や幇間の師匠など、人生のベテランを演じるときの説得力は、テクニックだけで出せるものではないと思う。
やはり、役者としての長いキャリアと人生経験の賜物か。
「蒲田行進曲」の階段落ちと落語のオチを絡ませる鈴木さんのサービス精神にも感心した。
また、それが鮮やかに決まるの。
この噺を何十回と演じて完全に風間さんの血肉となったときには、すごいものが見られそうな気がする。

10分の休憩を挟んで、「死刑台のカツカレー」(柳家花緑)
こちらは刑務所を舞台にした現代もの。
カツカレーを食べるために脱獄する死刑囚とコックのお話。
花緑さんは人生の最後の晩餐に食べたいものは駄菓子だそうで、まくらでは駄菓子に関する思い出話で笑わせる。
テレビで高座姿をちょろっと見たことはあったけど、生で花緑さんの落語を聴くのは今回が初めて。
とにかく軽妙で達者な人だという印象。
話自体はどちらかといえばベタな内容だと思ったけれど、ちょっとした小ネタがやたらと可笑しい。
あと、台本で言えばト書きの部分にあたるのかな?
状況説明や風景の描写が上手いんだよね。だから、スーっとスムーズに落語の世界に入っていけた。
芝居で花緑さんを2回観ているけれど、正直言って、それほど強い印象は残らなかった。
でも、今回の落語家としての姿を見ると、やはりこちらが本職だなあと実感。

このあとは作者である鈴木さんの短い挨拶。そして、風間さん花緑さん鈴木さんによる30分ほどのトークショー。
風間さんと花緑さんの、落語に対するアプローチの仕方がぜんぜん違うのが面白い。
落語で顔の向きを変えながら会話をすることを「上下(かみしも)をきる」というけれど、偉い人が下手を向いて話すのが決まりなのだそうだ。(初めて知った)
稽古の段階で風間さんが花緑さんの前でやってみせたところ、この上下が全部逆だということが判明。
「偉い人」というのは「身分」や「年齢」「性別」で判断するのだけれど、風間さんは「主役が“偉い人”」だと思い込んでいたために間違えてしまったのだとか。
この「主役=偉い人」という発想は役者ならではなのか風間さんが独特なのか?!(^o^)
今回の台本も主役のセリフにラインを入れて覚えていったそうだ。
主役は自分。その他の登場人物は自分以外の誰か他の役者さんをイメージして演じているらしい。
一方、花緑さんは誰か一人を重点的に…ということはなく、すべてを同じように放射線状に見ているとのこと。
他の落語家さんもそうなのかはわからないけど、落語は個人芸だから、そういう演出家的な見方になるのは納得。
その他、自宅で一人で稽古する花緑さんと、稽古場で第三者に見てもらって稽古をする風間さん。
客席が明るいのが嫌な風間さんと、明るいほうがやりやすいという花緑さん。
などなど、同じ舞台に立つ仕事でも、落語家と役者では、芸や、観客との距離感が違うのがわかって、たいへん面白かった。
落語が発達したのは、主語が曖昧でも意味が通じ、多彩な一人称を持つ日本語だからではないか?という話も興味深かった。
マジメな話で感心させつつも、全体的に笑いの多いやわらかい雰囲気でトークショーは進行。
風間さんと花緑さんのヨイショ合戦が楽しい。
褒めてもらうのが大好きな風間さんの「褒めて褒めて」光線は可愛かったが、あんな目つきで顔を覗き込まれたら、私なら褒める前に倒れるな(*^^*)

今週の水曜日、前述の鈴木聡さんが主宰する劇団ラッパ屋公演「あしたのニュース」を大阪ビジネスパーク円形劇場に観に行った。
新聞社の向かいにある豆腐屋を舞台に、豆腐屋一家と新聞記者たちが繰り広げる社会派コメディって感じかな。
最後はなんとなくいい話っぽくまとめてあったけど、どうも、私はあんまり面白いとは思えなかった。
熟年離婚とか家庭での妻と夫の立場とか利益のためにモラルを忘れた人たちとか新聞記者の正義感とかちょっとしたロマンスとか、いろんな要素が詰め込まれているのだけれど、そのどれもが予定調和に見えてしまった。
手馴れた台本で安心して観られると言えばそうなんだけど、でも、この話を劇場て観たいかといえばどうだろう?テレビドラマでもいいような気がしてしまう。
鈴木さんの「謎の下宿人」は凄く好きだったんだけどなあ。これは笑えなかったなあ。
あと、この芝居を円形劇場で上演する必要はないよね。
客席両側の空間が、スカスカしていて淋しい。
まあ、他に手ごろな会場がなかったんだろうけど。
オーソドックスな芝居だから、ワッハ上方とか似合いそうなのにな。

最近テレビで見た映画
「暖簾」
「涙を、獅子のたて髪に」
「THE JUON/呪怨」

最近読んだ本
「探偵ガリレオ」(東野圭吾)
「容疑者Xの献身」(東野圭吾)
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あらら、それは大変でしたね。
拙者も、余り酷くは無いのですが、
治ったり悪化したりの風邪で
参ってます。

ウチの姉は、昔、米朝一門の落語会
に行ってましたねえ。
尼崎の武庫之荘に米朝邸があるので、
確か、そこいら辺りでやってたの
かなあ。当時は武庫之荘在住
だったので、近いって理由もあった
のかも知れないですが・・

いやいや、どうもどうも。
温かいお言葉をありがとうございます。
(今、お言葉と打とうとして、男場と打ってしまった(^^;))
ホントに辛かったのは一日だけで、けっこうすぐに回復しました。
いつまでもグズグスと続く風邪のほうがキツいですよね。
明日の朝は冷え込むみたいですよ~。
温かくしてお休みくださいね。

米朝一門会、いいなあ。
その頃は枝雀さんもご健在でしょうか。
見たかったです。
ちなみにうちの沿線には桂文福さんが住んでいるらしいです。
プロフィール

takkin

  • Author:takkin
  • 別名いるか(歌手のイルカから。昔似ていたので)
    RICOと名乗るときもあり。
    大阪在住の映画・演劇好き。
    高校時代から風間杜夫氏の大ファン。
    非公認ファンサイト「風の杜」の管理人です。
    射手座でO型。動物占いは狼。
    自画像、綺麗に描きすぎ(^^;)反省。
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