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「3月は去る」とはいうものの

えーーー!もう3月14日なの~ビックリ!という気持ち。
毎日が早いったらありゃしない。
いろいろ見てはいるんだけど、もう忘れかけてる(^^;)

古いのから書くと、20日ほど前に、テアトル梅田で『トニー滝谷』を見た。
なんだろう?空気を味わうような映画かな。
退屈さが心地よい。
とても孤独だけど、その孤独が私には好ましいものに思えた。
現実逃避かな?
イッセー尾形がほんの2~3シーンだけど、かつらで大学生を演じているのはかなり無理があるだろ。と思った。

舞台はまず2月27日にシアタードラマシティで『R&J』
厳しい全寮制の男子校に通う4人の高校生が、真夜中に部屋を抜け出して、禁止されているシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の戯曲を読み演じることで、成長していくというお話。
雰囲気は嫌いじゃない。
ただ、照明が暗くて、一番後ろで観ていたせいか、ちょっと眠かった。
小さな劇場で、舞台を取り囲むような客席なら、もっと緊張感が感じられて良かったのではないかと思う。
昔の近鉄アート館なんかに似合いそうな舞台だったな。
以前、自己啓発セミナーが流行ったとき、そういうのにハマる人は、演劇のワークショップに参加すればいいのに。なんて思ったことを、この芝居を観ながら思い出した。

3月6日、同じくシアタードラマシティで阿佐ヶ谷スパイダースの『悪魔の唄』
長塚圭史は、正統派の悲劇を描く作家だと思う。
語り口は今時の小劇場っぽいけど、本質的にはオーソドックスな作風ではないかと…今回の芝居は、そのオーソドックスさが前面に出ていて、わかりやすくとっつきやすい芝居だったと思う。
2時間30分休憩なしの芝居を最後まで引っ張る力は相当なものだ。
チラシにはホラーと書いてあったけど、表面的な怖さはあまりない。一応ゾンビは出てくるけど、怖いよりもかわいそう。
一番怖いのは人間の心の残酷さ。
執着心。拒絶。裏切り。壊れた心。そんなやりきれない感情がからみあう。
日本兵たちのゾンビは、笑わせる場面はいいけど、内面が少し消化不良に思えた。後半少しダレるのは、兵士たち一人一人の思いが、平凡というか、どこかで聞いたセリフのように感じられたからかも。
国のためという大義名分のもと、死んでいった兵士たち。
戦後、平和になった日本で、気持ちが通じ合わず殺す男と殺される女。
この浮かばれない魂が彷徨う別荘地にやってきたのは、裏切った夫と、裏切られ愛に飢えて壊れてしまった妻。
戦中戦後、そして現代をつなぐ満たされない思いの連鎖が痛い。
今までの狭い世界の愛憎劇から、今回は少し間口が広くなったかなと思った。
もうちょっと奥行きがあれば…と思うけど、まだ29歳だもん。これからに期待。

3月12日、びわ湖ホールで『デモクラシー』を観た。
ドラマシティでも公演があるのに、なんでそんなに遠いところまで?と思われるだろうけど、ドラマシティは全席1万円。びわ湖ホールのA席は4000円。交通費を入れてもうんとこっちのほうが安いのさ。
時間的には京都まで行くのと大差ない。
ただ、今回、ボーっとしていて、山科で乗り換えるときに、間違えて湖西線に乗ってしまい、30分ほど時間をロスしてしまった。
一駅で気付いて引き返したけど、なかなか電車が来ないんだ、これが。
また土曜は寒くてビュービュー風の吹く西大津のホームで電車を待ってるのは辛かった~。
この日はツイてなかったなあ。
膳所の駅についたとたん雪まじりの雨に降られるし、時間をロスしたぶんご飯を食べる時間がなくなり、劇場のロビーでメロンパンを食べてたら、「持ち込みは禁止です」って注意されるし。
まあ、すべては自分の不注意が原因ではあるんだけど。
で、肝心のお芝居はというと…
疲れてたのか、半分ほど寝てしまった。いやはやお恥ずかしい。
主演の鹿賀丈史も市村正親も劇団四季出身のせいか、いい声で朗々と台詞を喋るんだよね。それが子守唄のように耳に心地良くて…ははは(^^;)
70年代前半の西ドイツで実際にあったスパイ事件を舞台化したもので、硬質な台詞劇。
「首相の側近が東ドイツのスパイだった」というスキャンダルを題材にしているので、東西ドイツの歴史をある程度知っていないと、ピンとこない台詞が多かったと思う。
人間の内面を描くのに国は関係ないし、政府の裏側を知る面白さもある。
ただ、やっぱりなかなかスっと物語に入っていけないんだよね。
東西が統一された今、当時の状況を振り返ると、ドイツ人ならきっと感慨深いものがあるんだと思う。
でも、歴史を肌で知らないと、そういう部分はなかなか理解できないのでは?
なんて、半分寝てた私が偉そうに言えないけど。
市村、鹿賀のミュージカル・翻訳モノ系の人から近藤芳正、温水洋一の小劇場出身系までバラエティにとんだ10人の俳優さんの共演は見応えあったと思う(寝てたけど)。
ボーっと観てた中で一番印象に残ったのは藤木孝だった。
日本人の俳優にはなかなかいないタイプじゃないだろか。

びわ湖ホールはびわ湖のすぐそばでロケーションは最高。
2階のロビーから見た風景↓
biwako.jpg


他には、テレビで映画『マタンゴ』を見た。
『俺も女を泣かせてみたい』(小谷野敦)読了。
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プロフィール

takkin

  • Author:takkin
  • 別名いるか(歌手のイルカから。昔似ていたので)
    RICOと名乗るときもあり。
    大阪在住の映画・演劇好き。
    高校時代から風間杜夫氏の大ファン。
    非公認ファンサイト「風の杜」の管理人です。
    射手座でO型。動物占いは狼。
    自画像、綺麗に描きすぎ(^^;)反省。
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