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「花緑と風間の落語会」

「花緑と風間の落語会」
10月9日(月)兵庫県立芸術文化ホール中ホール
朝から気持ちの良い天気。こんなのどかな日に核実験とは…などと思いながら1時間半かけて西宮北口へ。
本来は最後列だが、後ろに補助椅子が一列並んでいたので、実質後ろから2列目のほぼ中央。
想像していたよりずっと見やすい席。
オペラグラスを持参したが結局使わず。
最初は風間さんの「よいしょの階段(はしご)」
この噺は6月に横浜にぎわい座で演じて以来約3ヶ月ぶりだとのこと。
紺の着物にえんじ色の羽織で登場。
出囃子の「蒲田行進曲」でまずウケる。
マクラは1月のスパイラルホールと同じく“褒め上手だったお母さん”のエピソード。
風間さんの落語を見るのは10ヶ月ぶりだったが、以前に比べてずっと語り口がこなれている印象。
噺に入ると、久しぶりのネタということで少し硬くなっているように感じたけれど、この会の直前に何度か落語会に出演していたせいか高座姿に安定感があり、ずいぶん場慣れしているように見えた。
相変わらずテンポの良い話しぶりで聞いていて気持ちがいい。
ただ、後半、若干お客がダレた感あり。
これは後ろで観ていたから感じたことなのかもしれない。
オチには拍手喝さい。よい雰囲気で15分間の休憩へ。
次は花緑さんの現代モノ「死刑台のカツカレー」
マクラは「最後の晩餐には駄菓子を食べたい」という内容。
「二木の菓子」は関西にはないけれど、駄菓子は全国共通なのでちゃんとウケていた。
「死刑台のカツカレー」はスケールの大きな(?)噺で、映像が目に浮かぶよう。
風間さんも花緑さんも関西だからということで、特にネタを変えてはいなかった。
基本的にはスパイラルホールの時と同じ。
ただ、花緑さんは「アメリカ産牛肉」のネタは賞味期限切れだと判断したのかカットして、ハンカチ王子ネタを投入。
「こういうネタはいつまでやるかが難しいのですが、お客さんが笑わなくなるまでやります」との解説付きだった。

花緑さんの落語の後、休憩なしですぐに作者の鈴木聡さんのご挨拶。
そのまま風間さん花緑さんと3人のトークショーへ。
花緑さんと風間さん、お互いのヨイショからスタート。
ここで風間さんから鈴木さんにダメ出しが。
「(花緑さんに比べて)あなたのヨイショには心がこもっていない。『(ダルそうに)今日は良かったんじゃないですか~』って何ですか、そのおざなりな褒め方は」
風間さんの口調にお客さんは大笑い。
でも、後半、「僕は風間さんの舞台を観なかったらこの世界には入っていなかった。同世代の演劇人の中にはそんな人、いっぱいいますよ」と真面目に鈴木さんから言われると、とたんに照れてモゴモゴと口ごもってしまう風間さんが可愛い。
「風間さん、最近は落語会にもたくさん出演していて凄いですね」と鈴木さんに言われて、「おかげさまでいろんな人が声をかけてくださって、営業させていただいています(笑)」と、立ち上がり一礼する風間さんも可愛かった。
スパイラルホールと同じだったのは
「風間さんは子供の頃から落語が好き」
「落語的な口調はつかこうへいさんの影響ではなく子供の頃から落語を聴いていたせい。つか劇団時代は落語口調になるのが怖くて落語を聴かないようにしていた」
「花緑さんによる落語のカミシモの解説」
「風間さんは主役を演じるつもりで台本を覚える」
「客席が明るいと怖くて仕方がない風間さんと、客席が暗いと怖い花緑さん」ぐらいかな。
風間さんは「自分はあくまでも役者。落語を本業にしようとは思わない」とのこと。
「役者なら噺家にも刑事にも殺人犯にもなれる。そういう立場でいたい。若い頃ヤクザ映画が好きだったがヤクザになりたいとは思わないのと同じこと」と話されていた。
鈴木さんに「古典の持ちネタ多いですよね~」と話をふられて、風間さんがひとつひとつ指を折って数えると、その多さ(9つ)に客席から「おお~」という声が上がり、「今度は古典落語の会をやりたいですね」との鈴木さんの言葉には大きな拍手。
すかさず花緑さんに「古典だったら鈴木さん必要ないじゃないですか」と突っ込まれるも、「いや司会で」と、あくまでも参加するつもりの鈴木さん(^。^)
明治座で行われる平成名人会の話になり、風間さんは「錚々たるメンバーに混じって落語をやることに緊張している」と、プレッシャーを感じている様子。
「新しく噺を覚えたいのだけれど、何かいいものはありますか?」と花緑さんに尋ねると「自分がやりたい噺をやるのが一番です」と、そっけないような回答。
「相談するんじゃなかった(笑)」とスネるそぶりの風間さんに、「自分が好きな噺でないと覚えるのが苦しいから」と、花緑さんのマジメなアドバイスあり。
「今の落語家さんはモダンな人が多いけど、風間さんは昔ながらの噺家の雰囲気を持っているので、江戸の噺を書きたかった」「制約の多い舞台と違って落語は自由に書けるのが嬉しい」と鈴木さん。
「このメンバーで来年もここでやりたいですね」の言葉でトークショーは幕。
とっても楽しい2時間30分だった。

他にも落語会を観に行ったので演目だけ書いておく。
「上方落語競演会」
9月27日 兵庫県立芸術文化センター中ホール
桂歌々志「子ほめ」
桂宗助「親子酒」
桂ざこば「肝つぶし」
桂春団治「皿屋敷」
- 中入り -
林家染丸「寝床」
笑福亭仁鶴「つぼ算」
骨折のため休演予定だった桂米朝師匠が登場してくれたのは嬉しかった!
まだギプスをしている状態だからと、立ったまま5分ほど話をしてくれた。
今回は見られないと思っていたから余計に感激。

「第三回 朝日東西名人会」
10月23日 シアタードラマシティ
笑福亭生喬「犬の目」
林家染二「素人浄瑠璃」(「寝床」を途中まで)
立川志の輔「ディア・ファミリー」
- 中入り -
桂雀三郎「親子酒」
柳家小三治「あくび指南」
小三治師匠、面白かったわ~。大笑いした。

最近観た芝居
「噂の男」9/10シアタードラマシティ
十月花形歌舞伎「染模様恩愛御書 細川の男敵討(そめもようちゅうぎのごしゅいん ほそかわのかたきうち)」10/5松竹座
「漂う電球」オリガト・プラスティコ 10/15IMPホール
「書く女」二兎社 10/21シアタードラマシティ

映画館で観た映画
「フラガール」9/28ラインシネマ
「ブラック・ダリア」10/19ラインシネマ

テレビで観た映画
「喜劇・とんかつ一代」
「チャーリーとチョコレート工場」

最近読んだ本
「名もなき毒」(宮部みゆき」
「アメリカ第二次南北戦争」(佐藤賢一)
「リアルワールド」(桐野夏生)

感想はそのうち書くかも。
とりあえず「フラガール」と「書く女」お薦め!
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プロフィール

takkin

  • Author:takkin
  • 別名いるか(歌手のイルカから。昔似ていたので)
    RICOと名乗るときもあり。
    大阪在住の映画・演劇好き。
    高校時代から風間杜夫氏の大ファン。
    非公認ファンサイト「風の杜」の管理人です。
    射手座でO型。動物占いは狼。
    自画像、綺麗に描きすぎ(^^;)反省。
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