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『燃えよ剣』その1

5月30日(日)
東京から帰ってはや一週間。アッと言う間に過ぎた。
なかなか日常に帰れなくて、週の後半あたりからようやくいつものリズムが戻ってきた感じ。
『燃えよ剣』の千秋楽は明治座始って以来という5回ものカーテンコールだったそうで、役者さんたちにとっても、一ヶ月間の疲れを忘れるぐらい感動的な体験だったのではないかと思う。
千秋楽って、やっぱり特別な感慨があるよね〜。
故郷に凱旋帰国する場面では、本来は出番のない羽場さんや京さんもお百姓さん役で登場したらしく、こういうお遊びは千秋楽ならでは。
いいなあ。その場にいたかった。
これはDVDにも収録されない、観た人の記憶の中だけの宝物だね。
羨ましい!

さて、私の東京日記。
21日(金)
前日は台風接近の予報に心配しながら就寝。
しかし!東京には定刻通りに到着。見事に快晴!
気をよくして人形町のホテルまで歩いた。
最初は電車で行くつもりだったけど、地図で見ると近いし、地元在住のIさんに聞くと、徒歩15分程度だとのこと。
実際に歩いてみるとホントに近かった。
途中、日本橋を渡る。
「おおっココが有名な日本橋か!」
永代橋の表示を見つけ、「ここが江戸時代の崩落事故で有名な永代橋!」(杉本苑子の小説で読んだ)と、おのぼりさん丸出しでキョロキョロしてしまう。
今までは東京に来てもあまり街を歩くことがなかったので、新鮮だった。
まだチェックインの時間には早かったので荷物だけ預かってもらうつもりでホテルに行くと、もう部屋に入ってもいいということで、1時間ぐらいゴロゴロしていた。
ホテルから明治座へは徒歩8分ぐらい。
開場時間に待ち合わせだったが、早く着いたので公園で川面を見ながらボンヤリ。
空は青空、なんかのどか、なんか幸せ、そんな午後3時。
チケット売り場の前でMちゃんと落ち合い、いよいよ明治座へ。
この日は3階席の最前列。ほぼ中央だったので舞台がよく見えた。
で、一回目に観た感想。
休憩を入れると4時間を越える舞台を少しも長いとは感じなかったし、面白いとは思ったのだけど、「燃えよ剣」ダイジェストか総集編のような印象。
日野時代から五稜郭までやるのだから仕方ないんだけど、ダイナミックな時代の流れの中で、夢や野心を抱いた若者たちが集まって、日本の最前線に躍り出ていくワクワクした感じとか、武士ではないからこそ武士道にごだわり先鋭化し、理想と現実が衝突してゆく様子とかがあまり描かれていない。
動機とか原因といったものを飛ばして、起こった出来事のみを羅列しているような感じで、エピソードのひとつひとつがつながって一本の流れになっていかないというのかなあ。
名場面集みたいだなあと思った。
でも、新撰組は赤穂浪士と同じく日本人にはお馴染みの素材だから、名場面集でもいいのかも。でも、やっぱり消化不良。うーん…
などと、観終わったあと人形町で飲みながら一緒に観たMちゃんに話すと、「それやってたら3時間じゃ終わらないよ」と言われ、それもそうだなあ。もう考えるのめんどくさい。ま、いいか。飲も飲も!わはは〜(^。^)
と、初日の夜は更けていった。

で、肝心の風間さんだけど、いいに決まってるじゃないすか〜。
登場した瞬間に空気が変わるというのか、舞台がピッっと引き締まる感じだ。
でも、威圧感ではなく、太陽のような明るさと大きさに、安心して身をゆだねる心地よさなんだよね。
風間さん自身が楽しんで演じているのが伝わってきて、観ているこちらも肩の力が抜けてリラックスできる。いわば観るマッサージ?!
いろんな規模の劇場で風間さんを見てきたけど、大きな劇場で観ると、広い客席を魅了するスケールの大きさ、存在の大きさを改めて実感する。
客席の視線を一身に集める華は努力しても得られるものではない天性のものだ。
そういう意味では風間さんも座長の上川さんも、選ばれた役者なのだなあと思った。

22日(土)
朝からIさんに明治座周辺を案内してもらう。
前日は快晴だったのにこの日は曇りで寒い!
あまりに寒いので東京駅の名店街で白いジャケットを買った。
ちなみにこのジャケット、家に帰ってからうっかり柄物のシャツと一緒に洗濯してしまい色移りしてしまった(T-T)それも濃いピンク。
染み抜きしても落ちず仕方ないのでダイロンで染めた。
今は白じゃなくショッキングピンクのジャケットに変身しとります。
それはともかく、Iさんとランチのあと別れて、一人で東京駅まで大阪から来る友達を迎えに行く。
コヤツは中学の同級生。風間ファン歴けっこう長し。
今回は一足先に私が上京して、後で合流するという計画だった。
定刻通りに新幹線が到着。すぐに会えた。
驕ってくれるというのでタクシーでホテルへ。900円。
しばらくゆっくりした後、私にとっては2度目の「燃えよ剣」
今度はS席で前から9列目。花道にも近く舞台がよく見える!
前日はなかなか芝居の世界に入ってゆけなかったのに、この日はすぐに引き込まれた。
台詞がクリアに耳に入ってくる。役者さんが近くに見えるのが嬉しい。
3階で見たときは、仕組みはよくわかるものの、床の広さばかりが目についてしまい、いまひとつ密度に欠けるように思えたセットが、1階正面で観ると奥行きがあって実に見事なことに感動!
殺陣の迫力もぜんぜん違う。
昨日と同じ芝居を観ているのに感じ方がこんなに変わるものかと驚く。
一度観て「こういう世界ね」と了解したからなんだろうか。
緻密なストーリー展開で見せる芝居ではなく、組織としての新撰組を描いているのでもなく、激しい時代を生き、散っていった若者たち(というには年齢が高い?)の、友情あり裏切りあり恋ありの青春時代劇なのだと理解すると、とても楽しめた。
全体的に優しい新撰組だったね。
上川さんも葛山さんも爽やかで端整で、厳しさや冷酷さを期待したむきには物足りなかったかもしれないけど、気持ちのよい人物像になっていたと思う。
近藤も、最初の頃は「軽すぎる」という意見もあったようだけど、私が観たときは決めるべきところでは重みのある演技だったので、単なるおチャラけた困った局長では決してなかった。
困った部分も含めて魅力的だと思わせるところが、風間さんなんだよね。
今回の座組には「オレがオレが」と前に出ていくような印象の人がいなかったせいか、楽屋ではきっと和やかに過ごされているのだろうなと思わせるチームワークの良さが舞台から感じられて、とっても雰囲気のいい公演だと思った。
今回初めて観た友達は、内容にも風間ファン的にも満足した様子だった。

長くなったので、続きはまた後日。
先日観たシティボーイズライブ、昨日観たダンダンブエノの「バナナの好きな人」、今日観た「ドライブイン・カリフォルニア」の感想も、次回まとめて書く予定。
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『はたらく男』(ネタバレあり) 他

5月14日(金)
ついこのあいだ書いたばかりだと思ってたのに、もう3週間以上たってる。
このところ身体が不調で病院で検査したけれど何も異常はなかった。
一時は『燃えよ剣』は観に行けないかも…と弱気になっていたけど、とりあえずはホっとした。
長時間の舞台を楽しめるように、体調を整えておかなくては。

元気がないとやる気も出ないもので、ゴールデン・ウィークはダラダラ過ごしていた。
4日に阿佐ヶ谷スパイダースの『はたらくおとこ』を観に行ったぐらい。
しかし、体調の悪いときにはつらい芝居だったわ〜。
もともと長塚圭史の芝居は、ドロドロとした世界を描いたものが多いんだけど、松尾スズキに比べるとかなり上品というか、直接的な描写は少ない。
今回も、視覚的なグロテスクさは押さえ気味だったものの、精神的に「ウッ」とくる感じ。
前回の『みつばち』では公害が取り上げられていたけれど、今回も農薬と産業廃棄物(らしきもの)が、物語に大きくかかわっていた。
でも、環境問題がテーマなのではなく、『みつばち』もそうだったけど、人間のエゴや悪意の象徴として、公害や産廃が使われているんだと思う。(ヒジョーにわかりやすすぎる解釈だけどね)
それを思うと、産廃(らしきもの)をムシャムシャと食べてしまうクライマックスはとっても意味シン。
人間の悪意もエゴも罪も全部自分の身体の中に受け入れて、そして最後は「許す!」というセリフでしょ。
すごく腑に落ちるというか理に落ちたというか…
その、頭で理解できるところが弱いかなと思った。「なんかよくわからないけど巻き込まれる」ような求心力が欲しい。贅沢かな。
それと、芸術ホールはこの芝居には広すぎるのでは?
といっても、400人程度の劇場が大阪にはないので、仕方がないんだろうけど。
今更ながら近鉄小劇場閉館の影響は本当に大きい。

4月の末に『キル・ビルVol.2』を見た。
前作とはかなり違って今度は乾いた雰囲気。
あいかわらずのB級ティストは楽しいけど、今回はちょっと印象薄いかな。
ユマ・サーマンとダリル・ハンナのファイトシーンはカッコ良かった!
それにくらべてマイケル・マドセンの散り際はなんだかあっけないし、デヴィッド・キャラダインとのシーンはかなりセンチメンタル。
やっぱりVol.2も、女と女が戦う映画という印象だな。
もし続編があるなら、女版子連れ狼と、女版座頭市の戦いになりそうな気がする(~o~)

テレビで『トイ・ストーリー2』を見た。
よく出来た楽しいお話。あんまりアニメは見ないけど、これは好き。
BSで『ロード・オブ・ザ・リング 特別篇』も見た。
長かった〜(>_<)
面白かったけど、ハマりはせず。
やっぱり自分は基本的に、ファンタジーは苦手なんだなと思う。

宮部みゆき『ぼんくら』
天童荒太『巡礼者たち〜家族狩り第4部』
泉昌之『新さん』読了
『新さん』はマンガ。ミスドでコーヒー飲みながら一気読み。
2度ほどガマンできなくて噴き出した(^▽^;)

マンガといえば、友達からヤンマガが送られてきた。
友達の姪っ子(正確にはイトコの娘さんらしい)が新人マンガ家で、今度、初めて連載を持つので読んでね。と、前から言われていた。
ペラペラとページをめくると、なんと巻頭カラーじゃないの〜。
すごいなあ。農業を題材にした「コメ作りマンガ」というのも新鮮だ。
松本タカさん(原作は日高トミ子さん)の「COME!」を、皆さん、どうぞよろしく♪

明日はシティボーイズの『ダメな人の前をメザシを持って移動中』を観に行く予定。
今年はやめようと思っていたのに、一週間前、ぴあを見たらまだチケットが残っていたので衝動的に買ってしまった。
今年は笑いたい。あー笑いたい。笑わせて。
プロフィール

takkin

  • Author:takkin
  • 別名いるか(歌手のイルカから。昔似ていたので)
    RICOと名乗るときもあり。
    大阪在住の映画・演劇好き。
    高校時代から風間杜夫氏の大ファン。
    非公認ファンサイト「風の杜」の管理人です。
    射手座でO型。動物占いは狼。
    自画像、綺麗に描きすぎ(^^;)反省。
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